癒しの風~薫風堂~

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心機一転

今日は金曜日。背中の張り、痛みも最高潮に達したので、

主治医の所に行ってきました。

原点に戻って、考え直す時間が必要だったのです。

現在の主治医とは、もう、6年ものお付き合いになります。

その間、何回、入退院を繰り返したでしょう。

両手以上になります。

その間、どんな事があっても私を見放す事無く、

根気よく症状を聞き、訴えを聞き、入念な診察を繰り返して、

西洋医学的には、「成人周期性嘔吐症候群」やら、「慢性疲労症候群」やら、

「線維筋痛症」とか、「腹性てんかん」とかのいわゆる、

「症候群」ですが、病因を探って下さり、時には西洋薬、

主には漢方薬での治療を試みて下さっています。


私も、主治医(マイ・ドクターと呼んでいます(笑))の勧めで、

鍼灸師という道を選択しましたので、私の岐路にはいつも彼が居てくれます。

マイ・ドクターが居てくれる、それだけで安心感がある、

いつか免許を取った暁には、私もそういう存在になりたいです。


今日は随分久しぶりに、マイ・ドクターに鍼をしてもらいました。

してもらった、という表現は「少しヘン」と思われるかも知れません。

が、肌に鍼を刺入どころか、接触すらしない「鍼」なので、

「鍼をしてもらった」という感覚になるんです。


私は特異体質でして、「気」に非常に敏感で、

鍼の施術者の「気」一つに、その効果も、作用も、左右されてしいます。

「そんなのは気のせいだ」と言われても仕方在りませんが、

マイ・ドクターの鍼、それに、わが「いやしの道」一門の鍼は、

実はそういう性質を持っています。


縁のあった患者さんを見捨てるなんて、考えることなく、

一緒に、戦えるまで戦う、

患者さんと術者とが常に信頼関係に置かれ、

患者さんの安心こそ、吾が安心、という境地の鍼の世界です。


前置きが長くなりました。

マイ・ドクターの鍼は、本当に、皮膚に接触すらしていないのに、

そこに「邪気」が集ってくるような響きがあり、実際、物凄く楽になります。

彼は、内科医で漢方専門医なので、病院の一室に、

「和漢診療科」と、「鍼灸治療科」とを併設することを提言、

それが実現している、非常に珍しい病院の勤務医です。

そして、そこでマイ・ドクターと私(はまだ資格が無いですが)達、

鍼灸師が目指しているのが、

「西洋医療と東洋医療の統合」なのです。


例えば、耳鳴り、めまいで訪れた患者さんが居たとしましょう。

まず、西洋医学的に「器質的な」病因が無いかどうかをしっかりと精査します。

其の後で、クスリ(西洋薬の事も、漢方薬の事もあります)を処方、

希望者には、隣の針灸治療室で、針灸治療もして頂く、という、

非常に理想的な医療体系を取っています。

そして、治癒率が非常に高く、評判が評判を呼んで、

殆どの患者さんが口コミで見えます。


いつか、そこでマイ・ドクターと共に、患者さんの救済に当たるのが、

私の夢でもあります。


ドクターに鍼をしてもらいながら、初心に還ってきました。

もちろん、漢方薬の助けも貰います。

元々、「漢方」と言えば、漢方薬での治療と鍼灸での治療、

両方が揃っているものだったのです。

今は蕁麻疹と浮腫が酷く、熱も高いので、

「表位の熱と水を瀉す、大青竜湯」を夜に飲み、汗で体の中から邪毒を出します。

次には、多分、陰証に陥って、朝、だるくて起き上がれない状態になるので、

枕元に「通脈四逆湯」を用意しておき、それを飲んで何とか起き上がります。

昼間は、「小柴胡湯加白朮附子湯」で、リンパに溜まっている熱と水を動かし、

出来れば、お小水で出したい、そういう身体の状況です。

太陽病症~少陰病証まで、1日で大きく病位が動くので、

そういうクスリの使い方をするしか無いため、

マイ・ドクターのアドバイスと処方は的確です。

そして、自分でもこの6年間、漢方薬の性質を勉強し、

その結果を、体得していますので、こういう使い方が出来るのです。


矢張り、信頼できるドクターと連係して治療が出来る鍼灸が理想だと思います。

患者側としてみれば、

「西洋医療でも、東洋医療でも何でもいい!とにかく、治りたい!!」のですから。

長く患った自分だからこそ出来る治療を目指したいと思う所以です。







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コメントコメント


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患者の立場に立つこと

例えば心理カウンセラーが、いくら書物で勉強したとしても、深刻な心の危機をその人自身が経験していなければ、どれだけクライアントの気持ちに共感できるのだろうか?とよく疑問に思うことがあります。

身体を病んでいる患者さんの立場に立とうとしても、自分自身が全く経験していないことについても、想像力をいくら働かせても限界があるのではないかと感じます。

その意味でも
白い月の風さんは、
決してぶれずに患者さんの立場に立ち続ける治療者になられるのだなぁと文章を読んでいて感じました。

応援しています♪

建岳 | URL | 2010/12/03 (Fri) 23:12 [編集]


応援してます

ほんと 患者の側から見れば 西洋医学でも東洋医学でも どちらでもいいんです。

医療に携わる者としてのプライドは大切だとは思いますが・・・。
プライドの塊になって 患者の気持ちが置いてきぼりの医療多いです。

被害者は 弱っている患者なんですよね

患者に寄り添える 素敵な鍼灸師さんになってくださいね。

アンパンウーマン | URL | 2010/12/04 (Sat) 00:57 [編集]


家の娘も、一時期身体が弱くて、間にけがの連続、あるお医者さんは、最近何やってるの?とか、私の不安を察してだろうと思いますが、自宅のお電話まで教えて下さいました。立場上、そんな事したら、大変なのに…。それだけで、すごく楽になって、気持ちがありがたく、電話は出来ればしないで、頑張ろう!と思いました。医学的な部分だけではない、ストンと心を楽にして下さる。御自分が経験されているからこそ、出来る治療者のお勉強、頑張ってください。

omi | URL | 2010/12/04 (Sat) 05:00 [編集]


難しい事は さっぱりわかりませんが
しっかりした志を持ってる方が「先生」と呼ばれる者になる事は
教えを請う者 または患者としては
それは幸せな出会いで
しっかりした志を持ってお勉強されている白い月の風さんだったら
患者としっかり向き合える
立派な鍼灸師になれると思います♪
素晴らしい!!
応援してますよ~

ぴよっちょ☆ | URL | 2010/12/04 (Sat) 15:32 [編集]


頑張ってください!

エールを、贈ります!

淨太郎 | URL | 2010/12/04 (Sat) 23:18 [編集]


Re: 患者の立場に立つこと

〉健岳さん
いつもメッセージ、ありがとうございます。
確か、健岳さんは今のお立場に立つ前に、心理カウンセラーとして、
ご活躍なさったいらしたのでしたね。
私も、セラピストとして、色々なクライアントさんにお逢いするので、
矢張り、同様の事を感じます。
そして、セラピー料金は決して「安い」ものではありませんから、
「本当にこの金額に見合った仕事をさせて頂いているだろうか」
という、葛藤に悩まされていたという事も事実です。

今回、主治医にお逢いしに行って、矢張り「居るだけで安心できる」
「話を聞いてもらうだけで安心できる」存在が、本当にあるのだと
いう事を、再認識しました。
鍼灸界に入る前に、主治医との出会いがあり、主治医を通して、
佐々木老師との出会いがあり、
「いやしの道」という会、それを主催なさっている「横田観風」師
という、「逢うだけでホッとできる」「私が何処で何をしていようが、
見守って下さっている」どんな流派の鍼でも、「しっかり勉強しなさい」
という、懐の広さの師匠を紹介して頂きました。
そして、師匠たちは、同じ事をアドバイスして下さるのです。
「淡々と事実を受け止めなさい。そして、淡々と日常を送りなさい。
そして、キリッと顔を上げなさい、何も恥じる事は無いのですから」
その言葉に、どんなに救われた事でしょう。
多分、師匠たちも、同じ思いを何度も繰り返し、
それを表面にあらわさないだけで、自分の心にしっかりと仕舞いこみ、
それを自分の修錬として抱き続けて、悟られた境地なのだと思います。
横田観風師匠は、福富雪底老師に、「お前は鍼禅」をやりなさい、
と、いわれ、それを生涯をかけて貫いてきたと仰っています。
矢張り、良き師にめぐり合う、そこから、自分の新しい人生がはじまる、
という事も往々にしてあると思います。
手先だけの術に惑わされずに、「自分の核心となるものをしっかりと持つこと」
と、今回は大いに反省いたしました。
初心に還って、今後大いに勉強いたします。
学・術・道が始めて揃って、その効果を生み出せる世界ですから、
怠らずに歩もうと、心新たにいたしました。

白い月の風 | URL | 2010/12/05 (Sun) 12:07 [編集]


Re: 応援してます

〉アンパン・ウーマンさん
治療家を選ぶというのは、本当に大変です。それこそ、「ご縁」としか、
言いようの無い部分が多いです。
「ある人」には、とてもいい先生でも、それが、「自分にも」いい先生かどうかは、
かかってみて、様子を見てゆくしか無いですものね。
アンパン・ウーマンさんも本当に大変な日々を送っていらっしゃるであろう事、
良く、解かります。
本当に、自分にあった、良き医療者、医療家に出会える事を心から願っています。
常に、被害者は「弱い立場の患者」である事、
私も心の底から、そう、思います。
西洋、東洋、どちらでもいい、良い情報があったら、
どんどん患者さんに伝えてあげる、助けになれるような医療者になりたいです。
ありがとうございます。


白い月の風 | URL | 2010/12/05 (Sun) 12:39 [編集]


Re: タイトルなし

> omiさん
メッセージ、ありがとうございます。
本当に、子供が具合が悪い時って、親の方が、おどおどしてしまいますよね。
そんな時に、勤務時間内だけではない、「頼れる」ホットスポットがあったら、
どんなにか、心が救われることでしょう。
本当に、omiさんが、嬉しく、心強かったこと、解かります。
良い先生にめぐりあえて、本当に良かったと思います。
24時間オープンはさすがに出来ないにしても、
「助けて!」という言葉があった時には即、来てもらえる、或いは、
直ぐに往診する、そういう「気持ち」を根底に、
しっかりと勉強して行きます。
応援、ありがとうございます☆

白い月の風 | URL | 2010/12/05 (Sun) 13:05 [編集]


Re: タイトルなし

〉ぴよっちょさん
メッセージ、ありがとうございます。
すみません…難しい漢方の羅列になってましたね。
今度は、漢方医学的な、体の見方を書きたいと思います。
それが、解かっているだけで、例えば、西洋薬を選ぶにしても、
随分変ってきて、効き目が良くなりますから。

「先生」と呼ばれるようになってしまうと、どうしても
「プライドのかたまり」になってしまう方も多いようで、
自分自身の間違いや、ミスを認めなくなってしまう傾向があります。
「先生」だって、人間ですから、間違いを犯すことだってあります。
ミスをすることだってあります。
ただ、それをどう、処理するか、そこにその人の人間性が出てきます。

それが、「人の心に沿う」ことと、繋がってくると思うんですよ。
間違ったら、素直に「ごめんさい」と言えばいい。
ミスしたらその場で「すみません、直ぐに直します」と言えばいい。
そして、患者さんが頼ってくる限り、自分も、精一杯を尽す。

自分にも、患者さんにも、常に正直な医療者で在りたいです。

白い月の風 | URL | 2010/12/05 (Sun) 13:16 [編集]


Re: タイトルなし

> 淨太郎さん
いつも、優しいブログ、楽しみに拝見させて頂いています。
「不良少女白書」がいきなり出てきて、
「おお!」と思い、コメント入れさせていただきました。
師匠たちに出会う前は、「さだ」さんが心の拠り所で、
いつか鍼灸師の資格を取った暁には、
「さださんのお陰で、こんなにがんばりました!」って、
両手一杯の花束を抱えて逢いに行きたいです。
今は国家試験前なので、「さだ」断ちをしてまして、
この4年間、ひたすらCDを買う以外、コンサートなども
遠慮しています。
国試に受かったら、堂々と逢いに行きたいのです。
その為にも、まず国試、国試に受からなければ、鍼灸師になれない~☆
ひたすら、頑張ります。ありがとう。

白い月の風 | URL | 2010/12/05 (Sun) 13:23 [編集]


 
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