癒しの風~薫風堂~

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今日の読書から

昨日届いた、よしもとばななの本、「王国」の中から、

その1、アンドロメダ・ハイツという本を読みました。

雫石(しづくいし)という名前の女性が主人公で、

少女の頃から青年期までは、山の中で、

おばあさんと一緒に「薬草茶」を作っていた。

そのお茶は、「治すのは自分なんだけれど、そのことをすっかり忘れてしまっている、

その力を引き出すためのきっかけ」となるのだと言います。

この世は、大いなるものの力で動かされ、生かされているのに、

傲慢な人間は、その事を忘れがちで、一寸良いとなると、

それを頂くと言う事を忘れ、貰うのが当たり前になってしまっている。

例えば、空気。空気が無ければ、植物も育たない。植物が無ければ、

肉も食べられない、ということを、皆、忘れてしまっている。

ある日、山のふもとで開発が始まった。

それをきっかけに、山の中のバランスが崩れてしまい、

薬草の薬効も少しづつ、変ってしまう。

それを機におばあちゃんは、マルタ島に住んでいる62歳の人と同棲するという。

私も、都会で自立した生活を始める。

都会での生活は、なんともなじみが悪くて、

サボテンとの交流が無ければ、やっていけそうも無い様な所。

が、そこで、働いて生活の糧を得なければならない。

そんな時に出逢ったのが、

目の不自由な楓という、独身の男性占い師。

雫石は、そこで、気に入られ、アシスタントとして働く事になる。

楓が持つ世界と雫石の持つ世界には、ある共通項があって、

人に見えない世界が見えるという事。

そこで、同志の様な気持ちになる。

一方、サボテン公園で知り合った、野林真一郎との不倫の恋も

同時進行しながら、物語は進む。

そして、ある日…



一冊は、薄い文庫本なので、直ぐに読めてしまいます。

よしもとばななワールド、なかなか、面白いです。

一寸前には、村上春樹ワールドに浸っていたので、

その文章の差など、面白く、読み進めています。

お勧めの1冊です。





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