癒しの風~薫風堂~

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アトピーと漢方

10月の末に急に寒くなってから、

今まで陰を潜めていたアトピーが、爆発するように噴き出して来ました。

夏の間には、一寸「かさかさ」する事はあっても、痒みは全く出ていなかったので、

やっと「治ってくれた!」と、安心していた矢先でした。

このブログを読んで下さっている方の中にも、

アトピーで悩んでいらっしゃる方がいるかも知れません。

漢方では、アトピーも、蕁麻疹も、湿疹も、

主にその原因は同じだと考えられています。

ここ2日ほど、呼吸困難の発作を体験して、皮膚と呼吸との関係を考えていました。


漢方では、「肺は皮毛を主(つかさど)る)」と言って、

肺と皮膚とは密接な関係で結び付いていると考えられています。

それゆえに、赤ちゃんの頃はアトピーで、少し大きくなると喘息になるという、

アレルギーマーチを引き起こしているのです。


私の、学んでいる「漢方」は、「古方派」と言って、

江戸時代に「吉益東洞」によって大成された流れをくんでいます。

横田観風師による『傷寒論真髄』で、鍼灸師に必要な傷寒論の読み方を習い、

暮らしに役立つ養生法としては荒木正胤(まさたね)師による書物に因るものが多いです。


今回も、荒木正胤師の本をじっと舐めるように眺めていました。

前回、と言うのは1年半ほど前の冬~春にかけてアトピーが酷く、

それこそ、泣きたい程、酷い状態の肌でした。

痒くてお風呂にも入れず、暖まると痒くなるので、布団に入る事さえ怖い、

そんな状況の皮疹が半年以上も出続けて、

精神的にも肉体的にも、すっかり疲労困憊の状態でした。


その時に閃いたのが、

「皮膚は表位に当たる。表位に熱と水が集ってきているのだから、
 
表位の熱と水を思い切って瀉せば、湿疹が引くのではないだろうか」

という事でした。


実際に5日間程、「大青竜湯」という、発汗剤をかけ、

毎朝、死にたくなる程の疲労感とびっしょりの汗にまとわりつかれながら、

見事、アトピーは綺麗になったのです。

身体中から、汗が出てしまいますから、相当の体力も奪われます。

汗は「津液」と言って、身体に必要な栄養分を含むものですから、

無理に発汗させる事は、体力を急激に奪う事にもなるのです。

その後、酷く体力を落とし、それなりの大変さはありましたが、

あの燃えるようなアトピーは綺麗に消え去ってくれていたのです。


ところが…

あれから約2年も経たない内の再発…

発作的に起こった「呼吸困難」の苦しい呼吸の中、

荒木正胤師の本を眺めていた所、見つけたのです!

「急に寒さにあたったとか、温まるとかすると出てくるものには、大青竜湯が良いのです」

という一文!


私が直感的に選んだ治療法、選薬は間違っていなかった!


薬味を知り、それを元に経験と直観から選んだ薬、

それが当たっていたという事実が嬉しく、

勉強してきた事が無駄ではなかったという事と相俟って、

凄く嬉しかった、今日でした。


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